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知っているようで、よく意味のわからない言葉を、あえてネットを叩かずに広辞苑で調べるコーナー、「使えない無駄知識」。
第三回目の言葉は”自転車”関連について。自転車好きなので、初心に帰って? 自転車関係の言葉を調べてみた。
広辞苑(第六版)、1260ページによると、”自転車”とは、以下のものをさす。
自転車
乗った人がペダルを踏み、車輪を回転して走らせる装置の車。二輪のものが最も多く用いられる。1810年代、ドイツ人ドライス(K.Drais 1785-1851)の作ったドライジーネと呼ばれる、地面を足で蹴って走る二輪車に始まるという。
ドライスさんに感謝。
ついでに、自転車のすぐあとに載っている自転車競技、自転車操業も。
自転車競技
自転車に乗り、トラック・道路でスピードや順位を競う競技。スプリント・ケイリン・ロードレースなど多種目。
自転車操業
操業を停止すれば倒産するほかない企業が、赤字を承知で操業を続けていく状態。自転車が走っている限り倒れないことにたとえる。
ロードレーサーとマウンテンバイクについて。
ロードレーサー(road racer)
ロードレースに用いる自転車。軽量のタイヤを備え、運動性に優れる。
マウンテンバイク(mountain bike)
オフロード走行用の自転車。軽量・堅牢なフレームで、表面の凹凸の深いタイヤと強力なブレーキ、直線的なハンドルなどが特徴。
自転車雑誌などでは、ロードレーサーよりもロードバイクという言い方のほうがよく用いられる気がするけど、広辞苑にはロードバイクという用語は載っていない(まあどうでもいいか)。
自転車の俗称も。
チャリンコ
①子供のスリをいう隠語。
②自転車をいう俗語
ケッタ
(岐阜・愛知・静岡県で)自転車。けったあ。
ママチャリ
婦人用の自転車。
まだまだたくさんありそうだけど、きりがないのでこの辺でやめておこう。