ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

 第四回 ”つづら折”、”づづれ織り”

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 知っているようで、よく意味のわからない言葉を、あえてネットを叩かずに広辞苑で調べるコーナー、「使えない無駄知識」。
 第四回目は意味は全く違うのに、つい間違えそうになってしまう言葉、”つづら折(葛折)”と”つづれ織り”について。


 広辞苑(第六版)、1877ページによると、”つづら折”、”つづれ織り”とは以下のとおり。

つづら折(葛折)

 (ツヅラフジのツルのように折れ曲がっている意。「九十九折」とも書く)
 ①幾重にも曲がりくねった坂路。羊腸。
 ②馬術で、馬が横歩みするとき乗手が逆らわずに馬のするままにさせること。


葛(つづら)
 ①ツヅラフジなど、野生の蔓植物の総称。

 ②襲(かさね)の色目。表は黒みのある青、裏は薄青。

 ③(「葛籠」と書く)衣服を入れる、アオツヅラの蔓で編んだかご。後には竹やヒノキの薄皮で作り、上に紙を貼った。つづらこ。


つづれ織り

 ①「綴れ錦」に同じ。

 ②綴れ錦を模した紋織物。


綴れ錦

 ①文様を織り出す最も古い技法。エジプトのコプト織、フランスのゴブラン織などがこれに当たる。下絵を経糸(たていと)の下に置き、下絵の色どり通り絵緯(えぬき)の杼(ひ)で縫い取るように織り進める。日本では奈良時代から製織。帯地・袱紗(ふくさ)・壁掛などにされる。京都西陣の特産。

 ②古典などの美辞麗句を使った文章をあざけっていう語。つづれのにしき。


 こうやって書いていても、間違えそうになってしまう。できるだけ気をつけるしかないな。