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知っているようで、よく意味のわからない言葉を、あえてネットを叩かずに広辞苑で調べるコーナー、「使えない無駄知識」。
まだ台風の季節には早いけれど、「台風」、「ハリケーン」、「サイクロン」の違いがよく分からないので調べてみた。
広辞苑(第六版)、1695ページによると、”台風 ”とは以下のとおり。
たいふう【台風】
(古くは暴風の意。中国語起源説・アラビア語起源説・ギリシア語起源説があるが未詳)
北太平洋西部および南シナ海に発生してアジア大陸・フィリピン・日本列島などに襲来する、中心付近の最大風速が毎秒17.2m以上の熱帯低気圧。17.2m未満のものは弱い熱帯低気圧と呼ぶ。日本には年平均11個が接近し、海難や風水害を起こす。
ハリケーン、サイクロンは以下のとおり。
ハリケーン【hurricane】
カリブ海・メキシコ湾・北大西洋西部・北太平洋東部に発生する発達した熱帯低気圧。暴風雨を伴い、厳密には最大風速毎秒32.7m以上のものを指す。
サイクロン【cyclone】
熱帯低気圧が発生・襲来する場所によって呼び名が違うということか。
ついでに、台風とはちょっと違うけどトルネードも。
トルネード【tornado】
(もとアフリカ海岸に起こる嵐の名)北アメリカ南部に発生する大規模な陸上竜巻。直径は数百メートルから1キロメートルに達し、強風・強雨・雷雨を伴い、家や樹木を巻き倒す。