今日は第七章を読んだ。
- 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森本正史
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2014/12/06
- メディア: 単行本
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トマ・ピケティ 「21世紀の資本」 第七章 <格差と集中―予備的な見通し メモ>
重要な問題―労働か遺産か
19世紀のフランス、20世紀初頭になってからのフランスでも、労働と勤勉さだけでは、相続
財産とそここから生まれる所得による快適さの水準を達成できない。第二次大戦後の数十年では、相続財産がその重要性を失い、歴史上でおそらく初めて、労働
と勤勉がトップに登りつめるための最も確実なルートとなった。
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労働と資本の格差
所得:労働所得と資本所得の合計
労働所得と資本所得が不平等に分配されれば、それだけ社会格差も大きくなる。
決定的要因:労働所得と資本所得の格差が持つ関係
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資本―常に労働よりも分配が不平等
資本の格差が、労働所得の格差よりも常に大きい。
資本所有権の分配は、常に労働所得の分配よりも集中している。
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20世紀の大きなイノベーション