月に一回は自分の足でちゃんと歩こうということで、今年になってから、なんとなく高妻山に登ってみたかったので行ってきた。
あさ3時起きの4時出発で車で戸隠牧場へ向かい、牧場から5時過ぎに登り始めた。
一不動を経由するコースで行くつもりだったのに、牧場の朝景色に見とれているうちに奥の方まで行ってしまったので、ダイレクトに五地蔵山へ向かう北側のルートで登ることにする。
こっちのルートのほうが五地蔵山までの所要時間は短いようだけど、やはりその分勾配がきついようで、序盤から急勾配で先が思いやられる。おまけに土は濡れているし、張り出した木の根が滑りやすい。
見晴らしの良い場所で景色を眺めつつ、五地蔵山を目指す。
五地蔵山の直前の勾配がエグかったけれど、7時40分過ぎに着いて高妻を目指す。
ここまでで飯綱に登ったのと同じような感じで、結構疲労した。
五地蔵山からしばらくはそんなにきつくなかったけれど、この先から急勾配になった。岩だらけのところは四つん這いのゴラムと化して登った。
急勾配を登り切って、しばらく行くと高妻に着いた。ガスっていて景色は見えないし、まだ行けそうなので乙妻山もついでに登ることにする。
コースガイドによると、高妻から乙妻へは熟練者向けとのことだ。確かに高妻近くの場所は、足を踏み外すとあの世へ行けそうな感じの場所で、高所恐怖症の初心者は足がすくんだ。
滑落することなく先へ進んで、小さいアップダウンを繰り返して乙妻山へ向かう。
乙妻山には8時20分に着いて、牧場から3時間少々だった。周囲は雲とガスで景色はあんまり見えなかったけれど、誰もいない山頂は気分爽快だった。
景色を眺めてから高妻へ戻り、そのまま元来た道で牧場へ下りた。五地蔵山からの下りは、やはり勾配がきついうえに張り出した木の根が滑り易く、疲労した。（ルートラボで平均斜度を見たら、18%になっていた。自転車だったら死んでるな...。）
牧場には11時過ぎについて、所要時間は6時間少々だった。だいたい晴れてはいたものの、高妻や乙妻からの景色がいまひとつだったので、また秋に行ってみたい。
＜補給の記録＞
アミノバイタル：１袋
スポーツ羊羹：１個
その他：水
