ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

偉大なる宇宙の物語

ローレンスクラウス 「偉大なる宇宙の物語」メモ

偉大なる宇宙の物語 ―なぜ私たちはここにいるのか?―

偉大なる宇宙の物語 ―なぜ私たちはここにいるのか?―

 

ローレンス・クラウス 「偉大なる宇宙の物語」メモ

第1部 創世記
第1章 衣装だんすから洞窟まで
・われわれの知覚の先にある宇宙の可能性が、文学的な想像においても哲学的な想像においても、空間そのものが外見とは異なっている可能性に結びついている。

 

・現実というのは、われわれが直接的に測定できるもの。
・それを信じるのをやめたときにも消え去らないもののこと

・望んでいる幻想の現実を探索するのではなく、われわれが直接的に経験する世界の根底にある現実を探求する。
・何が現実なのかということを合理的に検証して初めて、合理的な行為が可能となる。
→科学的技法:理性と実証にもとづいてものを見ること

 

・自然界の最も基礎的なスケールで、空間、時間、物質はいかなる本質を持っているのか。


第2章
・光を波動と見る説にとっての問題点:「光とは厳密には何の波なのか?」
・光が波だとしたら、それを伝える媒質は何か。

 

<電気と磁気の関係>
電荷は何かを引き寄せることもできるし、押し返すこともできる。
電荷は個々に正であったり負であったりする。
・磁石も電荷と同様に引き合い、反発するが、磁石にはつねに北と南という分離できない二つの極がある。

 

<電磁誘導>
・運動している電荷が磁石を生み出すのと同様、運動している磁石が(あるいは磁石の強さの変化が)電力を生み出して電流を流す。

 

・1個の電荷は、離れたもう1個の電荷の存在にどう反応するかを、どうやって「知る」のか。
①ひとつひとつの電荷は、電気の「場」に取り囲まれている。
②「場」は、電荷から外に向かって放射状に伸びる直線の集まり。
③この直線には矢印があり、中心の電荷が正であれば矢印は外側を指し、電荷が負であれば内側を指す。
電荷の大きいほど、場の直線(力線)の数が増える。

 

・試験電荷が感じる力の強さは、その領域にある力線の数に比例し、感じる力の方向はあ、力線の方向に沿った方向になる。