デイヴィッド・ベイカー 著 御立 英史 訳
「早回し全歴史」メモ
デイヴィッド・ベイカー 著 御立 英史 訳
「早回し全歴史」メモ
第3部 文化の時代 31万5000年前~現在
第8章 定住の罠 農耕で「複雑さ」のレベルが変わった
<まとめ>
・1万2000年前、最後の氷河期が終わると食料が豊富になり半定住生活に移行、人口増による食料不足から「定住の罠」にはまり、植物栽培・動物の家畜化を行い農耕が始まった。
・農耕により人口が増大、学習とイノベーションのプロセスが加速しつづけ、数百人規模の農耕民となり集落に定住したが、5000年前までの初期農耕時代は狩猟採集時代より健康状態や生活は悪化。
・数百人規模の村が生活の中心になり、社会階層の固定化が進み、外敵に備えた防御の構えや社会維持のための権力構造が出来上がった。