ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

世界の本当の仕組み

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳

「世界の本当の仕組み」メモ

 

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳
「世界の本当の仕組み」メモ

 

第4章 グローバル化を理解する ーエンジン、マイクロチップ、そしてその先にあるもの

 

<まとめ>

グローバル化は必然ではなく人間の所産で、たんに質量の移動や情報の伝達、大陸内と大陸間の投資で、既に行きすぎているかもしれない。
グローバル化は、大型ディーゼル機関(海上輸送)とタービン(航空輸送)、コンテナ(複合一貫輸送の実現)、マイクロチップ(情報処理の量と速度の向上で、高度な管理が可能)により、最高の段階まで進んだ。
レジリエンス向上のため、バリュー/サプライチェーンの見直しが進んでおり、グローバル化は今後数十年にわたり退潮が続くことがありうる。

 

世界の本当の仕組み

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳

「世界の本当の仕組み」メモ

 

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳
「世界の本当の仕組み」メモ

 

第3章 素材の世界を理解する ー現代文明の4本柱

 

<まとめ>

・現代文明の素材の4本柱は、セメント、鋼鉄、プラスティック、アンモニアで、それらは化石燃料に大きく依存し、そこからの脱却は困難。
・4つの素材の生産に、世界の一次エネルギー供給量の17%が費やされ、化石燃料の燃焼で発生する二酸化炭素の総量の25%を排出。
・素材の採掘・加工に使うエネルギーがすべて再生可能エネルギー変換に由来するようになるまで、現代文明は素材の生産において化石燃料依存のままであり続ける。

 

ゼロから学ぶ統計力学

加藤 岳生 著「ゼロから学ぶ統計力学」メモ

第3章 正準統計でお手軽計算

世界の本当の仕組み

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳

「世界の本当の仕組み」メモ

 

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳
「世界の本当の仕組み」メモ

 

第2章 食料生産を理解する ー化石燃料を食べる

<まとめ>

・現在の食料生産は、直接・間接的に化石燃料への依存を高めていて、窒素肥料の合成が最も重要なエネルギーの間接インプット。
化石燃料依存を減らすため、全世界で110Mtにのぼる合成化合物のインプットを有機肥料に置き換えることは机上の空論。
・食糧供給全体の3分の1が食品ロスになっているが、畑から食卓までの間の複雑なチェーンのすべての段階で発生する廃棄物をなくすのは難題。

 

幾何で見える 必ずわかる一般相対性理論

見城 尚志、 佐野 茂 著「幾何で見える 必ずわかる一般相対性理論」メモ

 

第11章 大宇宙から小宇宙へ

 

 

第12章 アインシュタイン シュバルツシルト空間の幾何

世界の本当の仕組み

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳

「世界の本当の仕組み」メモ

 

 気候変動とか脱炭素化、人口・食料問題など地球規模の課題がいろいろあるけれど、現実的にはいったいどーなっているんだいってところがよく分からず、知りたいと思っていた。本書はその辺りを書いていてくれそうなので読んでみることにした。

 

バーツラフ・シュミル 著  柴田 裕之 訳
「世界の本当の仕組み」メモ

 

第1章 エネルギーを理解する ―燃料と電気

<まとめ>

・世界の一次エネルギー供給に占める化石燃料の割合は84%で、現代文明は化石燃料に依存している。
・電気エネルギーの需要・重要性は高まっているが、全世界で最終的に消費されるエネルギーのうち18%を占めるのみ。
・最終的なエネルギー使用量の80%以上の脱炭素化は発電の脱炭素化より困難で、エネルギー転換は化石炭素の放棄、使用量の急減でなされることはなく、緩やかな減少という形をとるだろう。

 

ゼロから学ぶ統計力学

加藤 岳生 著「ゼロから学ぶ統計力学」メモ

第2章 温度を定義しよう