バーツラフ・シュミル 著 柴田 裕之 訳
「世界の本当の仕組み」メモ
バーツラフ・シュミル 著 柴田 裕之 訳
「世界の本当の仕組み」メモ
第4章 グローバル化を理解する ーエンジン、マイクロチップ、そしてその先にあるもの
<まとめ>
・グローバル化は必然ではなく人間の所産で、たんに質量の移動や情報の伝達、大陸内と大陸間の投資で、既に行きすぎているかもしれない。
・グローバル化は、大型ディーゼル機関(海上輸送)とタービン(航空輸送)、コンテナ(複合一貫輸送の実現)、マイクロチップ(情報処理の量と速度の向上で、高度な管理が可能)により、最高の段階まで進んだ。
・レジリエンス向上のため、バリュー/サプライチェーンの見直しが進んでおり、グローバル化は今後数十年にわたり退潮が続くことがありうる。