第5回グランフォンド糸魚川 2009 - ありのままに生きる

lupoGTI2009-09-27

　グランフォンド糸魚川に初参加して、120kmコースを走ってきた。

　自転車仲間と共にあさ5時ごろ長野市を出て、上信越道から北陸道に乗り継いで能生ICへ向かった。大会本部で、スタート・ゴール地点となる道の駅マリンドリーム能生には6:30すこし前に着いた。受付、準備をしてスタート地点に並んだ。

　くもり空で、風もあるようだけど雨の心配はなさそうだ。

　7:30から開会式が始まった。参加者は800人を超えているようだ。風があって、だんだん寒くなってきた。長い話はいいから、早くスタートさせてくれ。

　8時になって、前のほうに並んだ人から、数十秒の時間差でスタートしていく。レースではないので速く走る必要はないけれど、5時間30分くらいで走りきりたいなあと思いながらスタートを待つ。

　私は8:10ごろにスタートした。最初は平坦なサイクリングロードで名立方面へ向かう。風はあるけれど、下り基調で前に人がいるのでそんなに苦にならない。

　20分ほどで名立町について、名立川沿いを上流に向かって登って行く。この辺りの勾配はゆるい。サイクリングイベントだからゆっくり走ればいいのだけれど、走りはじめるとそうもいかず、前の集団を追っては抜いていくような走りになってしまった。このペースで120kmもつのか？

　15分ほど名立川沿いを登った後、桂谷という場所を右に折れて母袋峠へ向けての上りに入った。さっきまでとは打って変わって、結構きつい勾配。あっという間に心拍が180近くまで上がってきた。ペースを落とせばいいのに、そのままの心拍で登って行く。

　15分ほど登ると、母袋峠に出た。景色を写真に収めて、下へ降りた。

　坂を下って、9:20ごろに第一エイドに到着。結構込み合っていた。おにぎり、ささずし、バナナなどを頂きながら、ちょっと休んで先へ進む。

　第一エイドの先は再び登りになった。一つ目の峠（湯之沢橋）はたいしたことがなかったけれど、次の峠（こえど越）が結構きつかった。

　こえど越には、10:20ごろ着いた。この峠の標高は600mで、きょうの最高地点だった。

　峠を少し下りた先で写真を撮って、下へ降りた。景色はいまひとつきれいに撮れていない。

　峠を下って、10:35頃に第二エイドに到着。ここまでの累積距離は56kmで、きょうの走行距離のだいたい半分の距離を走った。第一エイドよりはだいぶ空いていた。

　おにぎりや果物を頂いて、先へ進む。ここから第三エイドまでは比較的平坦で、のどかな田園風景をながめつつ走った。

　第三エイドには11:35に到着。だいぶ疲れてきた。

　休憩しながら食べ物を頂いて、先へ進む。しばらくはゆるやかな上り。そして、噂の激坂にさしかかる。勾配計を見るのはやめようかと思ったけど、やっぱり見てしまった。きついところは15%くらいあった。

　心拍はまだ170くらいまでは上げられるようだ。ここをクリアすればあとは平地だけのはずなので、残り少ない足で踏んでいく。途中で休みたいなあと思いつつ、意地でも足をつかずに登ることにする。

　峠（岡ノ倉谷頂上）には12時10分すぎに到着。本日一番の難所はクリアした。あとは下りと平地だけ。

　所々で写真を撮りながら下りた。

　下りの路面は荒れていて、ロードでは走りにくかった。マウンテンで下りたいなあと思いながら下った。

　峠を下りきって市街地を走って、12:40ごろに最後のエイドステーション（第四エイド）に到着（写真を撮るのを忘れた）。おにぎりやなしを頂いて、ゴールへ向かう。

　左手に日本海を眺めつつ、国道8号やサイクリングロードで第四エイドからゴールへ向かう。風が強くて30km/hを維持するのもだるい。でも、速い人はかなりのスピードで走って行った。よくそんな足が残っているなあ。

　だるだるになって、ゴールには13:32に到着。目標タイムをちょっとだけ上回る5時間22分でゴールできた。

　グランフォンド糸魚川のコースはアップ・ダウンがあり、最後に激坂もあって、それなりにハードだった。エイドステーションでは色々な食べ物があり、山の中は田舎の風景の中を走り(普段走っている長野も似たようなもんだっていう話もあるけど)、最初と最後は日本海を眺めながらのサイクリングで楽しかった。ゴール後のかに汁、かにの引換券も嬉しい。来年も参加してみたい。

　大会関係者のみなさまありがとうございました（この場を借りて御礼を．．．）。