飯綱山~霊仙寺山~瑪瑙山(→21.4km、↑1,200m)
良い天気になった。たまには山歩きをしようということで、飯綱山へ登ることにした。
車で一の鳥居へ向かい、7時少し前に飯綱へ向けて歩き始めた。
広葉樹の紅葉はほぼ終わりで、カラマツ?が色づいていた。
駒つなぎまで来て、ここから急登が続く。
後ろを振り返ると雲海が拡がっていた。
終盤の石コロガラガラの急登を登る。
山頂付近は、霜が降りていた。汗かきおやぢも、あまり汗をかかずに登ってきたけど、結構冷えているんだな。
山頂に着いて、景色を眺めた。
飯綱だけでは寂しいので、霊仙寺山へプチ縦走する。飯綱山までは何度も来ているけれど、霊仙寺山へ向かうのは初めてだ。
霜で滑りやすい急坂を下ると稜線に出た。でっかい岩の上に木の根が張っていて、歩きづらいし、滑り易くて、ちょっとストレスがたまる。
稜線を進むと霊仙寺山の直下に出て、これまた急坂を登って山頂へ向かう。
山頂に着いて景色を眺めた。
景色を眺めてから元きた道をたどり、飯綱山へ戻る。
ついさっき下った激坂を登り返す。キッツイ。
飯綱山山頂近くの三叉路まで戻ってきて、今度は瑪瑙山へ向かう。瑪瑙山も初めてだ。
黒姫や戸隠連峰を正面に見ながら下ってゆく。
比較的歩きやすい道だけど、山の北斜面のなので、霜が溶けず、寒い。
日当たりの良い場所まで下りてきて、目指す瑪瑙山が見えてきた。
景色を眺めつつ、瑪瑙山山頂を目指す。
瑪瑙山の最後の登りも、結構な急登だった。滑りやすいけれど、道はフラットなので、飯綱の最後の登りよりはだいぶマシだ。
10時ちょっと前に山頂に着いた。
見晴らしは良いものの、戸隠スキー場のリフトが真正面に見えて、なんか興ざめ...。
景色を眺めつつ、昼飯の準備をした。ポケットストーブとメスティンでコーンとあさりの混ぜごはんを自動炊飯し、アルストとカップでジャガイモとニンジンと玉ねぎをゆでて、シチューを作った。
ごはんは吸水時間が少ないせいか、それとも標高が高くて沸点が低いためもあるのか、ちょっと芯が残ってしまい、強めのアルデンテ?になってしまった。
シチューのジャガイモとニンジンもちょっと歯ごたえのある食感だったけど、まあ山頂メシということで、満足した。
根菜類は事前に茹でておいたほうが良さそうだけど、めったに山頂メシなんてやらないから、次回の時には忘れてるんだろうな...。
1時間ほどまったりしてから、戸隠方面へ下る。
下りのゲレンデからは真正面に戸隠連峰を望むことができ、なかなかの景色だった。
高校生くらいまでは、戸隠にスキーをしに来ていたけれど、こんな景色が見えていたという記憶がない。子供の頃は山の景色になんて興味なかったもんな...。
瑪瑙山から戸隠へ向けての下りは、比較的穏やかな道だったので、時短のために大部分は小走りで下った。
広葉樹の紅葉は終わりと思っていたら、まだモミジの紅葉が残っていた。
小さな沢沿いの道を中社へ向けて下って行く。
ゲレンデに出て、中社近くまで下りてきた。
12時ごろに中社に着いた。この先も下り基調なので、ドタドタ走って宝光社を目指す。
宝光社まで下り、戸隠古道で一の鳥居へ向かう。
落葉した木々からの木漏れ日を浴びながら、落ち葉の降りつもったトレイルを走るのは気持ち良かった。
一の鳥居園地まで来て、最後に紅葉を眺めて、駐車場へ向かった。
13時過ぎに一の鳥居の駐車場まで無事戻り、今日の山歩きはおしまい。天気に恵まれ、朝の雲海から始まり様々な景色を楽しむことができて満足でした。