ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

ファインマン物理学Ⅲ 電磁気学

ファインマン物理学〈3〉電磁気学

ファインマン物理学〈3〉電磁気学

第16章 誘導電流 メモ

15-1 モーターと発電機

・誘導作用:変化するものあるときに限り電気的作用が存在する
・電流が変化すると別の方に電流が誘起され、電気回路の近くで磁石が動くと電流が
起こる。


・動く電荷に作用する力v×B~は、磁場内にあるときの速度に比例する。


・針金の下で磁石をある方向に動かすのは、磁石の上で針金を反対方向に動かすのと
同じ結果になる。


・検流計に電流が流れるとき、針金にそって一つの向きに電子に作用する正味の
推進力がある。

積分された推進力を回路の起電力(emfと略す)とよぶ。

・emfを生ずる三つの場合
 針金を動かす、針金の近くで磁石を動かす、近くの針金を流れる電流を変化させる。


・モーターと発電機は同等、エネルギー保存則と関係がある。


16-2 変圧器とインダクタンス

・一つのコイルの変化する電流が第二のコイルにemfを生じる。

・emfはコイルを貫く磁束の変化率に等しい。

・唯一個のコイルにも誘導作用があり、自己誘導とよぶ。


・コイルに変化する電流があると、回路には逆emfがある。

・逆emfは電流の変化に反対する方向に作用し、電流を一定に保とうとする。

・自己インダクタンスの中の電流は”慣性”をもつ。


16-3 誘導電流に働く力

・完全導体の板は電流を妨げる抵抗が無いため、うず電流が生じて反対の磁場を
つくるため磁束は入り込まない。