ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

偉大なる宇宙の物語

ローレンスクラウス 「偉大なる宇宙の物語」メモ

偉大なる宇宙の物語 ―なぜ私たちはここにいるのか?―

偉大なる宇宙の物語 ―なぜ私たちはここにいるのか?―

 

ローレンス・クラウス 「偉大なる宇宙の物語」メモ

第3章 鏡にはっきりと映るもの
・電気と磁気の関係は対称。
・運動する電荷の流れが磁場を生み、変化する磁場が電場を生む。


・変位電流:ある領域の中で変化する電場は(強まるか、弱まるかにかかわらず)、そこに運動している電荷が存在しなくても磁場を発生させる。


・変化する電場は磁場を生み、変化する磁場は電場を生む。
電荷を揺り動かすと、連鎖的に電場と磁場の両方がかき乱されて、どんどん外側へ伝わっていく。
・電場と磁場は空間の中でも時間の中でも振動し、その二つの振動する方向は互いに対して垂直で、波に対しても垂直。


・光は電磁法則にしたがい場を伝搬する電磁気の乱れ
→光は電磁波


第4章 行きて帰りし物語
・実験者が等速運動しているのか静止しているのかを確定できる実験は存在しない。
・等速直線運動をしている観測者にとって物理法則はつねに同じ。


慣性の法則:ものが一定の速度で動き続けるのに何の力もいらない
→ものの速度を変えるには力が必要


<光速の測定>
・振動する電荷により発生する電磁波の速度は、電気と磁気の強さを測定することで計算できる。
・地上で止まっている観測者と、移動する観測者が測定する電気と磁気の強さが違う場合、どちらが運動していてどちらが運動していないのかを知ることが可能となる(物理の法則がそれぞれの観測者にとって異なる値をとる)。
→すべての観測者は、それぞれの相対的な運動状態にかかわらず、どんな光線も自分に比べて同じ相対速度で進むのを観測する。