ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

サイクリング -湯田中〜熊の湯〜渋峠〜万座〜高山村-

lupoGTI2008-11-09



 ロードバイクで走りに行った。湯田中から丸池・熊の湯を経由して渋峠へ登り、万座から高山村へ下りた。所要時間は7時間41分、走行距離は149kmだった。



 朝6時過ぎに起きた。外を見ると昨日と同じような空模様。自転車で走りに行くのはやめようかと思ったけれど、予報によると雨は降らないようなので行くことにする。

 渋峠まで行けるかわからないけれど、行けるところまで行ってみることにした。


 8時頃家を出た。気温は6〜7℃で思ったほど寒くはない。篠ノ井橋へ向かい千曲川のサイクリングロードで屋島橋へ向かう。風はほとんどなかった。


 屋島橋には8:50ごろ着いた。くもり空で周囲の山もほとんど見えない。


 屋島橋から浅野へ向かう。少し追い風気味になった気がした。浅野には9:20に着いて、志賀方面へ向かった。途中のコンビニで昼飯を買って、上林へ向かう。


 上林のチェーン着脱所には10:20ごろ着いた。道路わきに看板があって「渋峠登坂不能」の文字が。


 出発前にネットで志賀高原ライブカメラ映像を見たけれど、渋峠付近の道路の映像はなかった。蓮池付近の映像では、路面は乾いていた。とりあえずそこまでは行けるだろうと思って登り始めた。


 10//18にここを登った時は平地を走っているときからだるくて、いまいち調子が良くなかった。昨日ゆっくり休んだので今日は調子良かった。リアの左から3枚目のギアまでは残して、4枚目のギアでえっちらおっちら登った。

 なぜか頭の中では「崖の上のポニョ」の主題歌が流れていた。「ポーニョ ポニョ ポニョ さかなのこー」って、ヒルクライムしてるのに全然力が入らないじゃないか。


 丸池付近には11:10過ぎに着いた。路面にも周囲にも雪が全くないので熊の湯まで行ってみることにする。


 上林からここまで足をつかずに登ってきたら、だいぶだるくなってきた。熊の湯から先へは行けないかもしれないからまあいいかと思いながら登った。


 だんだん頬にあたる空気が”冷たい”というよりも”痛く”なってきた。ほとんど真冬の中を走っているようだった。

 丸池の少し手前辺りで、自転車で下ってきた2人組とすれ違った。この寒さの中を志賀へ登っているアホな人が私だけじゃなくてよかった。


 熊の湯には11:40ごろ着いた。ここでも路面に雪はなく、まだ上まで行けそうだった。

 


 腕時計付属の温度計は0℃を示していて、だんだん下るのが怖くなってきた(渋峠に行きたいなんて言い出した奴はいったいどこのどいつだ?)。


 熊の湯から横手への登りに入る手前にも、上林の所にあったのと同じ「渋峠登坂不能」の看板があった。路面は全然問題なさそうなので無視して先へ進むことにする。


 横手目指して登って行くと、霜で真っ白になった木々が見えた。きれいだけど、体感温度が下がる思いがした。


 横手には12:20に着いた。長野方面は雲でほとんど何も見えず。


 横手から先の路面も全く問題なさそうなので、渋峠目指して登った。


 渋峠には12:30過ぎに着いた。周囲には溶け残った雪が、ところどころに残っていた。あの「登坂不能」の看板は数日前のものがそのままになっていたってことか。


 ストレッチをしながらコンビニで買った「味わい梅むすび」を一個食べた。あまりゆっくり休まずに、体が冷え切る前に下りに入ることにする。

 湯田中へ下りても万座へ下りても、どっちにしても寒いことに変わりはない。同じ道をそのまま帰るのはできるだけ避けたいので、万座へ下りることにする。


 やっぱり真冬用のフリース素材のジャージを着てくればよかったなあ、と思いながら下りに入った。途中、草津方面がきれに見えた。


 寒さに震えながら下り、万座には13:00ごろ着いた。

 ここから30分ほどは登りになるので、残りの一つのおにぎりを食べることにする。自転車を降りていても震えが止まらない。あったかいスープやコーヒーが飲みたいなあと思いながら冷え切った「味わい梅むすび」(\105)を食べる。顔面も冷えていて、アゴがうまく動かない。


 味気ない食事を終えて、峠目指して登り始めた。心拍は160くらいまで上がっているのに、いっこうに体が温まらない。濃い霧で周囲はほとんど見えない。9月下旬に来た時は夕暮れ時になってしまい暗かったので、あの時よりはまだましかと思いながらペダルを漕いだ。


 峠には13:30過ぎに着いた。あいかわらず濃い霧がたちこめている。


 ここから先、屋島橋まではほとんど下りオンリーになる。覚悟を決めて下りに入る。

 温度計を見ると気温2℃を示しているけれど、体感的には氷点下。いつも下りは足を止めてしまうけれど、できるだけ足を動かしたので体の芯まで冷えてしまうことはなかった。ただ、冬用のグローブをはめてきたのに、かなり手がかじかんできた。


 しばらく下って行くと霧の中を抜け出して視界が開けてきた。気温はあいかわらず2℃だけど、霧の中にいたときよりは若干暖かくなった気がした。


 高山村の牧には14時ごろ着いた。ここまで下りてくると気温も10℃近くまで上がってきた。屋島橋目指してさらに下った。屋島橋には14:30過ぎに着いた。風はあまり強くないけれど追い風気味だった。

 落合橋を経由して篠ノ井橋へ向かった。篠ノ井橋から小市方面へ向かい、家には15:40に着いた。走行距離は149km、所要時間は7時間41分となった。


 覚悟はしていたけれど下りで寒い思いをした。志賀草津ルートの閉鎖前までに渋峠へ行きたいという思いは達成できた。

 峠からの下りには厳しい季節になってきた。そろそろ冬用ジャージに衣替えかな。


↓本日の実走コース

①   ② 
起点   篠ノ井 屋島 浅野 上林 熊の湯 渋峠 万座 屋島 篠ノ井 終点
7:59   8:18 8:51 9:20 10:18 11:42 12:33 12:59 14:03 14:35 15:08 15:40
距離(km)   9 25.7 37.5 55.1 69.9 77 85.6 108 123 140 149
標高(m)   813 1717 2172 1726 671 410
総上昇量(m) 554 1480 1918 1955 2193 2359


(走行時間:6"47', 走行距離:149.1km, 平均速度:21.9km/h,
最高速度:73.4km/h, 平均ケイデンス:70, 消費カロリー:4801kcal
総上昇量:2359m, 最高高度:2172m, 08年1月からの累積距離:4916km )


↓POLAR CS400 取得データ