ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

 第十二回 ”正月にまつわる言葉”

[rakuten:book:12526705:detail] 

 知っているようで、よく意味のわからない言葉を、あえてネットを叩かずに広辞苑で調べるコーナー、「使えない無駄知識」。


 今日は、一日中雪が降ったり止んだりの天気だった。積もるほどではなかったものの、自転車で走りに行かなかった。ネタがないので、正月に関する言葉について調べて書いておく。


 まずは、年賀状のあいさつに使う、「謹賀」、「賀正」について。

 広辞苑(第六版)、762ページによると、”謹賀 ”とは以下のとおり。

きんが【謹賀】

 つつしんでよろこびを申し上げること。

きんがしんねん【謹賀新年】

 つつしんで新年のよろこびを申し上げますの意。書状に用いる新年の挨拶のことば。

がしょう【賀正】

(「正」は正月の意)新年を祝うこと。年賀状などに用いる用語。


が【賀】
①祝うこと。いわい。特に、長寿の祝い。「七十七の賀」→賀の祝い。

加賀国の略。


 横道にそれて、「賀の祝い」について。

がのいわい【賀の祝い】
①長寿の祝。「算賀」の後世の呼称。中国伝来風習で、四十歳から10年ごとに祝い、四十賀・五十賀・六十賀などといった。室町末期以後、四二歳・六一歳(還暦)・七〇歳(古希)・77歳(喜寿)・八八歳(米寿)・九〇歳(卒寿)・99歳(白寿)に祝宴を張ることとなった。ほかに八〇歳(傘寿)・一〇〇歳(上寿)もある。賀寿。
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の三段目「佐太村」の通称。三つ子の父白太夫が、七〇歳の賀の祝に桜丸の切腹を見届け、筑紫へ旅立つ場面。


 正月の食べ物について。

おせち【御節】

正月や節句のごちそうに用いる煮しめ料理。ゆでかちぐり・昆布巻き・てりごまめ・ごぼう・蓮根・芋・人参・くわいなどを甘く煮たもの。おせち料理


ぞうに【雑煮】
餅を主に仕立てた汁もの。新年の祝賀などに食する。餅の形、取り合わせ具、汁の仕立て方など地方により特色がある。雑煮餅。