ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

新地蔵峠-鳥居峠-湯の丸 地蔵峠-麦草峠-すずらん峠-大門峠-霧ヶ峰-ビーナスライン-美ヶ原 山本小屋-修那羅峠-猿ヶ馬場峠(308km)

lupoGTI2013-06-30



 ロードバイク長野市周辺大小10個の峠を越える山岳ロングライドに行ってきた。走行距離は308km、獲得標高は6,200m、所要時間は16時間だった。



 本格的に暑くなる前に300kmロングを一本走っておきたかったので、天候が微妙だったけれど行ってきた。以前の信濃ブルベ300km(獲得標高:5,800m)のコースをアレンジして(ビーナスライン追加)、獲得6,000m越えのルートにしたものを走った。(http://d.hatena.ne.jp/lupoGTI/20130331)


 昨晩は19時から23時まで仮眠した。23時に起きた時点で雨が降っていれば、やめるつもりだったけれど、晴れていたので決行することにする。


 今日の0時出発の予定でいたけれど、午後からは雨予報だったので少しでも早く出発することにして、昨日の23時40分過ぎにカーボン・ビアンち号で家を出た(この判断は正解だった)。


 篠ノ井橋から千曲川CRで松代へ向かった。篠ノ井橋のたもとには、不良ちゃん達がたむろっていた。まあ、こんな時間に自転車で走りに出かける人も立派な不良おやぢだな(ブルベに入れ込んでる人はみんな札付きの悪ってこと?)


 まずは、松代から新地蔵峠へ向かう。松代側から登るのは久ぶりだ。序盤から中盤にかけてがきつかった。


 暗闇の道を登って、新地蔵峠に着いた。



 新地蔵峠から真田へ下った。暗闇ダウンヒルも、路面がきれいであれば結構楽しい(十数メートル手前をのんびり横切って行くタヌキさんが怖いけど...)。


 真田まで下りてくると、ほんの少し雨が当たりはじめた。路面が濡れるほどではなかったので、とりあえずそのまま鳥居峠へ向かう。


 菅平口に着いた頃には、すっかり雨はやんだのでよかった。菅平口から鳥居峠へ登るのも、ずいぶん久しぶりだ。峠近くの勾配がキツかった。


 鳥居峠手前からは霧の中に入ってしまった。峠には2時半に着いた。



 鳥居峠から嬬恋側へ下っている間も霧の中で視界が悪く、おっかない。


 パノラマライン南ルートを少しだけ走ってから、湯ノ丸高原へ向けて登り始めた。先週はMTBでここを登ったけれど、やっぱロードだと楽チンだ。



 霧雨の中を登って、湯ノ丸の地蔵峠には3時過ぎに着いた。まだまだ真っ暗。



 湯ノ丸 地蔵峠から東御への下りは、強烈な勾配で、できれば明るいときに下りたかった。ブレーキを開けっ放しにしていれば、軽く70kmまで出そうな感じだったけど、60km以上出す度胸がなく、ブレーキをかけつつ下りた。


 サンラインで小諸へ向かい、コンビニで菓子パンを補給して、佐久へ下った。佐久には4時半に入って、だいぶ明るくなってきた。ありがたや。



 佐久穂へ向かい、麦草峠への登り口には5時10分過ぎに着いた。5月は、ここでボロボロになったので、のんびりペースで登る。(長野市から自走で来て、AM5時から麦草登坂ってのも、なんだかなあ)



 頭上は晴れているものの、周囲は雲や霧でほとんど景色は見えなかった。気温は15℃程度で、涼しくてよかった。






 麦草峠には7時過ぎに着いた。5月の時は絶不調で、何度も足をついて死にまくったけど、今日は死なずに峠まで登れた。



 峠をあとにして、茅野へ下りて、すずらん峠へ向かう。腹が減ってきて、力が入らない。「肉だ、肉を食わせろ!」と身体が言っている...。(昨年の安房峠越え400kmの時も、夜通し走っていると肉とごはんが食いたくなったなあ)



 ずずらん峠に着いて、白樺湖へ下る。



 白樺湖ローソンで「豚カルビ丼」と「チーズバーガー」を食べて、大門峠へ向かった。


 大門峠からビーナスライン霧ヶ峰へ向かう。補給したものの、足が重ーい。







 あんまり景色は見えないので、時折休みつつだるい足を淡々と回して、車山肩〜霧ヶ峰和田峠を走って、三峰展望台には10:20に着いた。



 下の写真では、はっきり見えないけれど、王ヶ頭のアンテナ群が見えて、坂バカの人たち楽しんでる(苦しんでる)かなーと思いつつ、自販機の缶ジュースを飲んだ。



 三峰展望台からは下り基調になって、落合には11時少し前に着いた。ここまでの走行距離は200kmで、所要時間は11時間少々だ。今日のコースを16時間で走りたいと思っているので、なんとかなるかなと思いながら、美ヶ原へのキッツイ登坂にはいる。



 落合からの登りは、ところどころ足を休めることができるものの、基本10%程度の勾配がずーっと続く。もう無理と思っていたのに、登り始めると不思議とペダルを踏めている。麦草峠を登っていた時よりも一段重いギアを踏めるような感じもあって、自分でもどーなってるのかわからん。





 どうにか登って、山本小屋に着いた。景色は見えないので、ジュースを飲んで、さっさと武石へ下る。



 武石まで下りてから、丸子へ向かい、上田から青木村の修那羅峠へ登った。ここも勾配が強烈だけど、なんとかなった。



 修那羅から麻績へ下りた。麻績セブンで休もうかと思っていたけれど、修那羅を超えた勢いで、そのまま聖へ登ることにする。


 終盤に来て、なぜか調子が良くなってるのが不思議だなと思いつつ登って、聖湖に着いた。



 聖湖から千曲へ下りて、家へ向かった。あと少しで家に着くところで大粒の雨が落ちてきたけれど、ずぶ濡れにはならずに済んだ。走行距離は308km、所要時間は15時間57分で、ギリギリ16時間は切れた。

 雨に降られるのを覚悟で出かけたものの、ほとんど降られることもなく、獲得6000m越えを走りきることができて満足でした。


【MAXさんへ】
僭越ながら、ロングライドの心構え、コツを書いておきます。
私の場合は、とにかく、一定のペースで走り続けることです。
どこかで頑張り過ぎると、後になって効いてくるので、できるだけペースを乱さずに走ることかなと思います。

短めの距離を全力で走る練習をして、ロングのときは力を抜いて、全力の時の6〜7割程度のペースで走るようなことも心がけています。


↓実走コース


区間距離表


↓標高データ


ルートラボへ実走GPSデータ転送

(走行時間: 14:35, 走行距離:308km 平均速度:21.2km/h,
最高速度:69km/h, 平均ケイデンス:57, 平均心拍:135 , 消費カロリー:6000kcal ,
獲得標高:6250m, 13年1月からの累積距離:4722km )


↓2013年1月からの累積距離(km)
13年1月からの自転車累積走行距離 km