ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

長野〜白馬〜糸魚川〜富山〜金沢〜福井〜岐阜〜安房峠〜松本〜長野(590km)

lupoGTI2016-09-27










 リフレッシュ休暇二日目は良い天気になった。明日は崩れてしまいそうだけど、大学時代を過ごした金沢まで自転車で行ってみたいと思っていたので、ついでに北陸三県を巡って走ることにした。


 あさ6時ちょっと前にビアンキ号で家を出た。よく晴れて、金木犀の強めの香りが漂うなかをオリンピック道路で白馬へ向かう。


 2年前のSR600もどきよりも今回のほうが楽なコースのはずだけど、ここ最近全然ロングを走っていないので不安...ダラダラ走るのは得意だから、なんとかなるだろう。


 7時半ごろ白馬に着いて(白馬からの北アルプスの眺望を期待していたのに、周辺が濃い霧に包まれていて何にも見えず)、トンネル地獄で糸魚川へ下った。平日だったので交通量が少なく、乾燥路面だったので良かった。


 糸魚川まで下りて、国道8号で富山方面へ向かった。


 晴れ空の海沿いサイクリンでで気分は爽快だけど、気温が上がってきて、湿度も高い。走って風に当たっていればそれほどひどい暑さではなかった。


 親不知の洞門群を抜けてから久々の日本海を眺めた。


 朝日から富山県に入り、黒部〜魚津〜滑川を経由して富山市へ向かう。


 国道8号は退屈だけど、白線左側に1m近くのスペースがあるので、自転車にはありがたい。


 富山市に入ってからコンビニで補給して、359号に乗って砺波〜小矢部経由で金沢へ向かった。この道は車で走ったことがあったはずだけど、どんな感じだったか全然記憶がない。走っていれば思い出すかと思いきや、そうでもなかった...。


 小矢部の辺りで走行距離が200kmになり、出発してから9時間経過した。ここまでは平地基調なので楽に来た。


 小矢部の先から小さな峠に登りトンネルを抜け、石川県に自転車で初上陸した。


 せっかくここまで来たので金沢駅くらいは見物しようかと思いつつ、結局行かずに中心部を抜けて野々市町へ向かった。


 2000年に卒業以来、16年ぶりの金沢工大に着いた。こんなところまでノコノコ自転車でやって来るようになるとは、当時は想像だにしなかったな...。大学周辺は当時とそんなに変わっていない感じだった。


 久々にチャンカレ食いたいなと思いつつ、時間がもったいないのでまた今度にして鶴来へ向かう(当時は「金沢カレー」という呼び方があることを知らなんだ)。


 鶴来から157号に乗って、登り基調で福井の勝山へ向かう。


 登り口の道の駅で小休止して、勝山へ向かい始めてからじきに日が暮れて、おまけに雨があたりはじめた。今日は降らないと思っていたのになーと思いつつ、レンウェアを着て、小さいビニール袋を即席シューズカバーにして走る。


 雨は降ったり止んだりの小雨程度、気温は高めで身体が冷えることは無かったのでまだ良かった。


 この道は車でさんざん走っていたけれど、勾配がどんなだったとか、峠までどの程度の距離だったとかいった記憶がまるで無い。今回自転車で走ってみて勾配はたいしたこと無かったけれど、そろそろ峠かなーと思い始めてからが結構長かった。

 登りに入ってから2時間程度かかって峠に着いて、福井に入った。


 福井側の雨は止んでいたものの、暗闇の濡れ路面で勝山へ下った。ところどころ路面も荒れていたけれど、無事下りた。

 勝山まで下りてきて時刻は8時半、走行距離は300kmとなった。ここまでの所要時間は14時間半でまずまずのペースだけど、この後は登り基調の夜のステージなのでペースは落ちそうだ。


 勝山のコンビニで補給してから、9時過ぎに夜のステージに本格突入した。


 勝山市の先の大野市で157号から158号に乗り換えて岐阜へ向かう。この道も車で走ったことがあったはずだけど、やはり記憶が無し...。

 山あいを抜ける158号は、全く街燈のない区間もあったけれど登り基調なので、基本はハンドルバーに固定した猫目「VOLT300」の一段暗いモードで十分だった。つづら折れの下り区間やサイコンの表示確認時のみ、ヘルメットに固定したサーファスのLEDランプを使用した。


 道も覚えていないし、暗いので、どこをどう走ってるのかサッパリ分からんけれど、九頭竜湖〜郡上を目指して158号を進む。


↓たぶん九頭竜ダム


 日付が変わる頃に岐阜県 郡上市に入った。
(<2日目>へ続く http://d.hatena.ne.jp/lupoGTI/20160928