- 作者: ファインマン,富山小太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1986/02/07
- メディア: 単行本
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第19章 熱力学の法則 メモ
19-1 熱機関;第一法則
・熱力学の課題:
物質の内部構造を知ることなしに、物質の諸性質の間の関係を確立すること。・第一法則:
ある系に熱をつぎ込み、それに仕事をすれば、そのエネルギーがつぎ込んだ
熱と、した仕事だけ増加する。系に与えられた熱量Qと系になされた仕事Wとの和が系のエネルギーUの増加
に等しい。このエネルギーを内部エネルギーともよぶ。Uの変化=Q+W
19-2 第二法則
・第二法則:
与えられた温度で、熱を仕事を戻すことはできない
19-3 可逆機関
・ただ一つの熱源から、他に何等の変化を残すことなしに、有効な仕事をうるこ
とは不可能。・熱機関が温度T1の熱源からある量の熱を吸収する場合、得られる仕事の量は、
機関の作られ方には無関係。自然そのものの性質であり、特定の期間の性質では
ない。