宇宙のデザイン原理

宇宙のデザイン原理―パリティ・ゲージ・クォーク

第８章　レディと虎と　メモ
○食い逃げは許さない
・エネルギーは保存される
・運動量も保存される

・エネルギーとはいったい何であるか？
・ある作用が与えられたときにどのようにして保存量を取り出したらよいか

○対称性と保存則
・対称変換のもとで不変となる作用は特別な性質をもたなくてはならない。

・連続的な対称性
　連続的な対称性に対応する変換は連続的に変えていくことができる

・離散的な対称性
　パリティ対称性では反転があるか、ないかどちらか

・作用のもつ連続的な対称性のすべてに対し、保存量が存在する
・保存量が見いだされれば、ただちに連続的な対称性が自然のデザインとして使われていることがわかる。

→その作用が少なくともどのような性質をもたなくてはならないか、という手がかりを見つけだすことができる。

・異なった作用であっても、同じ対称変換のもとで不変であるならば、それらはみな同じ保存則をもつ。

○マダマダ変ワル
・物理法則が時間的に変化しないのであれば、エネルギーは保存される。
・エネルギー保存の条件
　作用が時間推進のもとで不変であること

・運動量保存の条件
　空間並進に対して作用が不変であること

・角運動量保存の条件
　空間の回転に対して作用が不変であること