ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

株式投資の未来

ジェレミー・シーゲル 「株式投資の未来」メモ

株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす

株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす

 

 ジェレミー・シーゲル 「株式投資の未来」メモ

第3部 株主価値の源泉

第9章 金を見せろ 配当とリターンと企業統治
・配当は株主リターンの圧倒的な源泉。
配当利回りが高い企業ほど、投資家にもたらすリターンも高い。


・株式のリターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。
・値上がり益が生み出した部分は3%に過ぎない。


・資産の価値とは、将来それが生み出すキャッシュフローの現在価値。
・株式の場合、キャッシュフローに相当するのは、配当であり、値上がり益ではない。
・会社の目的は、株主の手にするキャッシュのリターンを最大にすること。


第10章 配当再投資 下落相場のプロテクター、上昇相場のアクセル
・相場の変動は、長期投資家には利益をもたらす。
・タイミングを見計らう必要はなく、ただ配当を再投資することで実現できる利益。
・市場が悲観論にとりつかれるとき、配当を生む銘柄を買いつづけるものは、結果的にだれよりも得をする。


・配当再投資は、下落局面でプロテクターとなり、株価の上昇局面では「リターンの加速装置」となる。


・高配当銘柄は、市場サイクルのどの曲面でも、好成績を残している。
配当利回りが高いほど、損失を回復するまでの期間が短い。
・株価の下落幅が大きいほど、損失回復までの期間が短い。


・配当を下げない企業は、長期的な生き残り企業であることが多い。


第11章 利益 株主リターンの源泉
・利益を定義する唯一の「正しい」概念はない。


<利益の種類>
当期純利益、公表利益
②営業利益

・営業利益には、会計の専門家による正式な定義がない。
・各企業がこれを算出する過程で、経営陣が裁量を差し挟む余地がかなりある。


・従業員ストック・オプションを大量に発行する企業で、株価上昇の恩恵を先に受けるのは、従業員。


・配当に注目することが大事。
・配当の支払いをごまかすのは、決算をごまかすより何倍もむずかしい。