ジェレミー・シーゲル 「株式投資の未来」メモ
- 作者: ジェレミー・シーゲル,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: 単行本
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第4部 高齢化をめぐる危機と世界経済のシフト
第12章 過去は未来のブロローグか? 株式の過去と未来
・1802年以降、普通株の総合ポートフォリオのインフレ調整後のリターンは、期間を長くとれば、どの時期にも一貫して年率6.5~7%のレンジを維持している。
・インフレの影響は、積もり積もればかなり大きくなる。
・株式は他の資産と比較して、インフレに対して圧倒的優位を示す。
・株式のリスクは、保有する期間により大きく変わる。
・株式の累積リターンは、「平均回帰性」をもつ。
・平均回帰性:短期的にはきわめて変動性が高いものの、長期的には安定度が高くなる関数
・保有期間が短いとき、株式は債券より高いリスクを伴う。
・保有期間が15~20年になると、株式のリスクは債券を下回る。
・30年を超えると、株式のリスクは、長期国債、短期国債の4分の3以下に低下する。
・保有期間が伸びるにつて、株式の平均リターンのリスクは、債券のほぼ倍のペースで低下する。
・株式は他の資産に比べてリターンが高く、長期的にはリスクが低い。
・長期的に投資するなら株式を中心とするのが正解。
・債権は、インフレリスクのヘッジとはならない。