ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

「原因」と「結果」の法則

 本書は、1902年に英国の哲学者ジェームズ・アレンによって
書かれたもの。ほぼ100年前に書かれたものであるが、現在でも
通用する普遍的な自己啓発書。
 著者が一貫して述べているのは、「心の中の思いが私たちを創っ
ている」ということ。現在の自分が置かれている状況が自分にとっ
て良いものであれ悪いものであれ、全ては自分の思考が形となって
現れたものであると述べている。その事実を認めて受け入れ、自分
の心、思考を良い方向に向けていくことこそが人生の幸せにつなが
るそうだ。
 これまで著者のような考え方を知らずに生きてきたので、著者の
提案を頭で理解することはできるのだが、本当の意味で理解するの
は容易ではない。自分の内面を良い思いで満たそうとしても、日々
の出来事の中でついつい逆のことをしてしまうことがある。たとえ
今すぐに自分が変わることができなくても、少しづつでもいいから
思考を良い方へ変える努力を続けていきたいと思った。