ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

ファインマン物理学Ⅰ 力学

 良い天気の一日だった。明日もあるので、今日は読書して昼寝してゴロゴロ過ごした。


ファインマン物理学〈1〉力学

ファインマン物理学〈1〉力学

ファインマン物理学Ⅰ 力学
第3章 物理学と他の学問の関係

・物理学はいちばん基礎的かつ包括的である

<化学>
・理論化学の根本は量子力学に帰する

統計力学:熱現象、熱力学現象の学問
      無数の原子の動きを統計的に扱う

有機化学:生物に関連のある物質の化学


<生物学>
・エネルギー保存が発見されるのに生物学がその一翼を担った

・生物の中では電気的変化が起きている

・実験物理

・DNA(desoxyribose nucletic acid):生命の青写真


天文学
天文学は物理学より古い学問で、星や惑星の運動の単純性を理解することが
物理学のはじまり


<地学>
・気象学、天気

・気象器械=物理器械

・地質学の根本問題は、地球はどのようにして今日のありさまになったかという
こと

・地球の内部のことはまだよくわかっていない


<心理学>
・神経系の中心問題:脳細胞が変化したとき、どう変化したのか


<なぜこうなったか?>
・物理学の問題で他の多くの学問にも共通なもの:循環流体、乱流液体の解析

ファインマン物理学Ⅰ 力学

4-1 エネルギーとは何か?
エネルギー保存の法則

   エネルギーと名付けるある一つの量を考えると、その量は変化しない


<エネルギー計算>
・考えている系には、何も入れない、また何も取り出さない

・エネルギーには違った形のものがたくさんある
  重力、運動、熱、弾性、電気、化学、輻射、核、質量エネルギー等


・エネルギーとは何かについて、現代物理学では何もいえず、抽象的なもの


4-2 重力の位置のエネルギー
・重力による位置エネルギー


   (一つの物体の重力による位置エネルギー)=(重さ)×(高さ)


・エネルギーの変化


   (エネルギーの変化)=(力)×(力のはたらきつづけた距離)


・仮想仕事の原理:問題としている構造が少しだけ動くと仮想する


4-3 運動のエネルギー
・速度Vで運動している物体の運動エネルギー


   運動のエネルギー=WV^2/2g


・高さが大きく、重力が非常に弱くなる場合には通用しない
・速度が非常に大きい場合、相対論的な補正が必要


4-4 エネルギーの他の形
・弾性エネルギー

・熱エネルギー

・運動エネルギーは質量エネルギーと結びつく
 一つの物体は、それがただ存在するだけでエネルギーをもつ


 ⇒E=mC^2


・線運動量の保存

角運動量の保存


・エネルギーは一つ二つと数えられるものではなく、一つの数学的量であって、
抽象的で不思議なもの


電荷の保存、重粒子の保存、軽粒子の保存


・熱力学の法則:非可逆熱力学過程のエントロピーの概念が入る