良い天気の一日だった。明日もあるので、今日は読書して昼寝してゴロゴロ過ごした。
- 作者: ファインマン,坪井忠二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1986/01/08
- メディア: 単行本
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ファインマン物理学Ⅰ 力学
第3章 物理学と他の学問の関係・物理学はいちばん基礎的かつ包括的である
<化学>
・理論化学の根本は量子力学に帰する・統計力学:熱現象、熱力学現象の学問
無数の原子の動きを統計的に扱う・有機化学:生物に関連のある物質の化学
<生物学>
・エネルギー保存が発見されるのに生物学がその一翼を担った・生物の中では電気的変化が起きている
・実験物理
・DNA(desoxyribose nucletic acid):生命の青写真
<天文学>
・天文学は物理学より古い学問で、星や惑星の運動の単純性を理解することが
物理学のはじまり
<地学>
・気象学、天気・気象器械=物理器械
・地質学の根本問題は、地球はどのようにして今日のありさまになったかという
こと・地球の内部のことはまだよくわかっていない
<心理学>
・神経系の中心問題:脳細胞が変化したとき、どう変化したのか
<なぜこうなったか?>
・物理学の問題で他の多くの学問にも共通なもの:循環流体、乱流液体の解析
ファインマン物理学Ⅰ 力学
4-1 エネルギーとは何か?
・エネルギー保存の法則:エネルギーと名付けるある一つの量を考えると、その量は変化しない
<エネルギー計算>
・考えている系には、何も入れない、また何も取り出さない・エネルギーには違った形のものがたくさんある
重力、運動、熱、弾性、電気、化学、輻射、核、質量エネルギー等
・エネルギーとは何かについて、現代物理学では何もいえず、抽象的なもの
4-2 重力の位置のエネルギー
・重力による位置エネルギー
(一つの物体の重力による位置エネルギー)=(重さ)×(高さ)
・エネルギーの変化
(エネルギーの変化)=(力)×(力のはたらきつづけた距離)
・仮想仕事の原理:問題としている構造が少しだけ動くと仮想する
4-3 運動のエネルギー
・速度Vで運動している物体の運動エネルギー
運動のエネルギー=WV^2/2g
・高さが大きく、重力が非常に弱くなる場合には通用しない
・速度が非常に大きい場合、相対論的な補正が必要
4-4 エネルギーの他の形
・弾性エネルギー・熱エネルギー
・運動エネルギーは質量エネルギーと結びつく
一つの物体は、それがただ存在するだけでエネルギーをもつ
⇒E=mC^2
・線運動量の保存
・角運動量の保存
・エネルギーは一つ二つと数えられるものではなく、一つの数学的量であって、
抽象的で不思議なもの
・熱力学の法則:非可逆熱力学過程のエントロピーの概念が入る