ありのままに生きる

社会不適合なぼっちおやじが、自転車、ジョギング等々に現実逃避する日々を綴っています。

 戸隠登山 奥社〜八方睨み〜戸隠牧場

lupoGTI2007-09-23











 戸隠登山へ行った。4年ほど前にも一度登ったことがある。その時は一人で登り、もう登りたくないと思っていた。先日の乗鞍レースに出た人と、乗鞍の宿で話をしている時に山の話になり、登ったことがないから連れて行けということになった。今日は、その人と2人で登った。

 4年前に登った時は、奥社から八方睨みを経由して、戸隠山頂で折り返して再び奥社へ下りた。今日は、八方睨みから戸隠山頂、一不動、戸隠牧場へ縦走するコースを歩いた。ネット上の登山マップによると、このコースの歩行時間は5時間50分ということだった。
http://www.naganogakuren.net/tozanMap/saniki/01hokusin5gaku/03togakushi/index.htm


 6時頃に集合して、車2台で戸隠へ向かった。7時少し前に牧場に到着し、1台を牧場に置き、もう1台で奥社まで戻った。7時頃に奥社入り口を出発した。ガスが出ていて、奥社の駐車場からは戸隠の姿は全く見えなかった。雨が心配だったが、降られたとしても、土砂降りにはならないだろう思いながら、奥社の参道を歩いた。


 7:30頃に登山道入り口に着いた。登山者カードを記入して登りに入った。


 登り始めからかなりの急斜面で、いきなりきつい登りが続く。時々立ち止まっては、背後の景色を撮りつつ登った。




 30分位登ると、最初のきつい登りは終わり、崖沿いを歩いていく。8時頃に百軒長屋に着いた。


 百軒長屋を過ぎた辺りから、鎖場のオンパレードになる。ほとんど垂直の崖みたいなところもあって、こんなところを登山道にしていいのかとぼやきたくなる。




 8:30頃に蟻ノ戸渡りに着いた。蟻ノ戸渡りには迂回路があるが、迂回路も充分怖い。迂回路は、蟻ノ戸渡りから数メートル下へ鎖で降り、10メートル程度崖伝いを歩いて、再び上に登る。今日は霧が出ていて下があまり見えないのがせめてもの救い。
↓蟻ノ戸渡り


↓迂回路




 蟻ノ戸渡りの迂回路を登ると、剣の刃渡りに出る。ここは迂回路がないので、両足でまたがって、前へずりながら渡る(自殺願望のある人は立って渡って下さい?)。4年前に来た時はかなりの恐怖を感じた。今日は2人で来たせいかその時ほど怖くなかったが、やはり足がすくむ思いをした。
↓剣の刃渡り


 本日のメインイベントを無事クリアしてから15分ほど登り、8:50頃に八方睨みに着いた。晴れていれば眺望が良いようだが、今日は雲しか見えず。



 少し休憩してから戸隠山頂目指して出発した。


 9時過ぎに戸隠山の山頂に到着した。少し休憩してから、一不動を目指した。ここからしばらくは、山の尾根伝いを歩き、登ったり降りたりの繰り返しとなる。

↓写真の中央やや下寄り付近が奥社

飯縄山

鏡池


↓牧場


 一不動の少し手前から急激に下り始めて、結構足がだるくなってきた。10:30頃に一不動に着いた。ここまで来れば、牧場までもうすぐだ。



 一不動からはしばらくの間、ほとんど沢を降りていく。石がごろごろしていて、斜面もきついのでかなり足にくる。ここを登るのもつらいだろうけど、下るのもつらい。


一不動から10分ほど下ると、「氷清水」という水場があり、飲むと冷たくてうまい。



 氷清水から5分ほど下ると、帯岩に出る。崖みたいなところを横切って行く。足場が彫ってあり、鎖もある。




 11:20頃にようやく傾斜がゆるやかになってきて、沢の岩場みたいなところから、普通の山道になった。さらに10分程歩いて、11:30頃に牧場に出た。



 牧場入り口には11:50頃着いた。歩行時間は、奥社入り口を出発してからだいたい5時間となった。一不動からの下りでだいぶ疲れた。天気はいまひとつだったが、降られなくて良かった。戸隠はそんなに何度も登りたくなるような山ではないが、八方睨みからの眺望を見たことがないので、天気が良いときにもう一度くらい来てみてもいいかなあと思った。